昨日25日に発売になりました。
蜂谷涼著・
てけれっつのぱ(柏艪舎刊:税抜1,800円)
全国書店、
アマゾンでも買えます!→Amazon.co.jp:「てけれっつのぱ」ページへ
(地味に私はこれが嬉しかったりする)
原画です。F6号、ワトソン水彩紙にロットリングペン・透明水彩絵の具。
「車曳きを中心に考えていただきたいのですが、威勢のいい感じでお願いします」との事だったので、あれこれ描きました。
あれは高校の修学旅行…。
人力車がいたのに生来のドけち根性が動き乗らずに帰ってきた悲しい思い出が頭をよぎりつつ
東奔西走している“銀次”を色んな視点から描いてます。
バック処理がどうなるかこの段階では分からなかった為、原画はほぼ白いままにしてます。
もっと派手派手にしたい気持ちを抑えながら、ちょっと変わった法被を着せました。
初めて原画を持って出版社へ。
どんな事になるのか全く分からなくて、
思いつくものを次から次にカバンに入れて行きました。
このカバン+原画を収める専用の大きな製図カバン、
勢い余ってまっさらな画用紙まで持参。
車の免許ないって辛い…。
でも持っていった甲斐があって、
色の微調整ができたらねぇ…という話になって
すかさず
「今修正しますよ」
事務所で1時間画材を広げて作業をしました。
筆洗いは誰のかは知らないけれど、ドンブリを拝借…いいんだろうか…。
あたしだったらヤだな~
ほんとごめんなさい。
これは実際には使用されなかったもの① 裏表紙か見開きに使えるかな?と思ったんですけどね。
仕事帰りに思い出して二軒、本屋さんへ寄ってみた。
お~平積みされてるー。
そして売れてるぞぉ~。
前日蜂谷さんがテレビで宣伝していた効果かな。
良い本に関われてやっぱり嬉しい!
随分と派手なイラストレーター新人デビューになりました。
本当にわたし、卵からヒヨコになったんだなー。ぴよぴよ。