秋だからアンニュイなのかなと思いきや、計ってみたら上が82、下が45の超低血圧だった今日この頃。
ウェブサイトで調べたら「低血圧だからって甘えてはいけません」などと書いており
秋晴れの下、ビタミン剤をのんだりしております。皆様お元気でいらっしゃいますか。
数年前から気になっていた『ジグレープリント』。
地元の業者をみつけたのでテストプリントをお願いし…灯台下暗しですね。今朝とどきました。
ジグレー(Giclee)…高デジタル技術で原画をデータ化、 原画を精密かつ忠実に再現した版画
従来の版画のように、版ではなく、それに該当するのがデータ。プリントアウトするので、
はたしてジグレーが『版画』の範疇に入るのかどうかは専門家の間で議論があり…難しい部分ではあると聞いていますが
版画って英語で『プリント』なわけですし、ともかく複製可能な技術で新しい物であるのは確かのようです。
LOFTなどで扱っている絵画のなかでも、
シルクスクリーンに続き、ジグレーと書かれている作品は数多くみられます。
以前関東地区の某業者にテストをお願いしたことがありますが
結果は大地を揺るがす衝撃的なダメプリント。
道産子なのに『…なんでやねん』と関西弁で突っ込みを入れたくなる仕上がりだったのでした。
しかし、北海道でもジグレーを扱うところを発見!!
「本当に上手いこと仕上がるんですかぁぁぁ~?」「色が原画と違いすぎたら困るのですよぉぉぉ~?」
疑い100%の問い合わせを繰り返したら、なんとこちらでもパターンに分けてテストをしてくださいました。
いいかんじ!!!
わがまま聞いてくださってありがとうございました!いい感じです!!
紙は、ハーネミューレ。版画でもおなじみの高級紙で、以前大変お世話になりました。
印刷共、耐久性は抜群。
原画を主につくる私には朗報です。もしこれを本格的に扱えるようになったら窓口はグッとひろがります。
選べる技術や手法がある事は本当に恵まれた環境といえます。
あとは私がしっかりすればいいこと。自分の作品を大切にしていけばいいことです。
ここのところ秋晴れが続く札幌。大通公園の噴水も元気です。
逆光があたって水しぶきがキラキラ。通行人がみな声を上げていました。
私も『あ~♪ すごーい!キレーイ』などいいながらパシャリ。
直後、
『んあ゛-----っ!』カメラに襲い掛かる水しぶきに小走りで逃げました。
西日に当たったマリーゴールドが切ないですねぇ。
時期が過ぎたマリーゴールドは、近所のおじさんの場合、全部掘り返しちゃうんですが
私に言わせりゃあ『おじさん、わかってないね』。
ドライフラワーのようになった頃のこの花が一番好きかな。
うちの庭には植えないんだけど(笑)
童謡の「ちいさい秋みつけた」が頭で聞こえます。
むかしの むかしの 風見の鳥の
ぼやけたとさかに はぜの葉ひとつ
はぜの葉赤くて 入日色