Cones インク、水彩、パステル。
パステルを使ったのは久しぶりです。
手稲で教えている教室がパステルを使う人が多いので、私も使ってみた次第。
紙はドイツで買ったザラザラしたもの。水彩には向かない、ペラペラしたスケッチ用の用紙でした。
でも無理やり水彩絵の具を使いましたけどね…。
コーンはいつもお世話になっている農家の方の納屋に干されていたもの。
小学生の時、描かされたっけなー。たのしかったな。
そんなことを思い出に浸りながらの一枚です。
しばらく更新をしませんでした。テレビでは関東で紅葉が見ごろだというこの時期に、北海道ではすっかり雪が降ってクリスマス気分いっぱい。家にいるぬいぐるみはほぼみんなサンタクロースかトナカイに扮しており、そろそろそれに合わせてツリーも出さなきゃね、等話しているところです。
4月に個展をして、5月はドイツ、そしてそのまま秋に地元当別で展示をするはずだったのに
残念なことに諸々の事情からかなわなくなってしまいました。
カレンダーも来年度のものは作らないことにし、ご連絡をくださった方には本当に申し訳なく思っております。
そう凹んでいたところに、素敵な出会いがあり、画家業として実に光栄な出来事もあったりと
またじっくり画面に向かう日々を送っています。
ペイント中のタヌキども。6匹兄弟になる予定です。
節電の時期に怒られそうなのですが
どうも皆が寝静まった頃が一番集中して描けるようです。
イラストの仕事とはまた別な時間の流れ方があることに気が付きました。
絵を描いているときの集中の仕方というのは、ちょっと普通と違った感じになるのです。トランス状態というのか、完全に「普通でなくなる」必要があるみたい。誰にも侵されてはいけない時間を確保することが大切なのだと。
実家に住みながら、なんと贅沢な甘ったれた話をしているのかと思われるかもしれないのですけど
中々時間の使い方がわからなかった私には、結構な大発見だったりします。
自分に素直に、描きたいように描き続けるのは、仕事としていかに難しいことであると同時になんと重要であるかと再認識をしているところ。
来年の展示に向けて頑張ります。