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ばんえい十勝

いつもお世話になっている、「うまレター」八月号に掲載されています。

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今までやったことが無かった画風にチャレンジしてみました。
木版画っぽいでしょう。

あまりにもいつもと違い過ぎるので「なんじゃこりゃー」といわれるんじゃないかとオドオドしながら納品したら、思いのほか喜んでいただけたようで
「ほーらね、やっぱりおもしろいでしょ」と踏ん反りがえっているところです。

ここにも何度か書いています「ばんえい競馬」。
サラブレッドのように華奢な馬とは反対に、ソリをひく1t前後の巨大な馬がはしります。
農家などで使われていた頃、「オラの馬こは強いだぞ」「んだと?オラんとこの馬ッこの方が力あるだど」なんて競争させたことから始まったのかな。
しかし今は北海道の、帯広競馬場でしか開催されていません。
世界唯一の文化遺産です。


初めて私がばんえい競馬をみたのは競馬場ではなく、20年以上前のある村で行われたお祭りでしたが
超重量級の負荷をかけてのレース。途中で馬の膝がガクっと折れて
どおっっと倒れたりするのを起こして鞭を飛ばし、怒声が飛び交う様子に
砂煙が舞う中、度肝を抜かれ口をポカーンとしたまま眺めていたのを覚えています。
あの頃は「馬がかわいそうだ」なんて親に話したら
「負ければ即人間に食われる。生き残るには勝たないとならないんだからかわいそうなんて軽々しい同情だな」
とそっけなく返されまた衝撃を受けたりして。

大人になって、競馬関連のお仕事をさせていただけるようになってから
中央競馬と同様の厳しい勝負の世界であるのを理解し、
また中央競馬とは全く違う様子を楽しんでいます。
帯広競馬場はコースのすぐ横に道が付けられていて
観客が応援する馬を追い掛けられるようになっていますので
レースが始まるたび、走って「いけいけいけいけ」など絶叫している始末。

華やかであり、力強く、ある種の、よい意味での泥臭さが同居してるところが
私はとっても好きなんです。北海道出身の自分にも、似た土の匂いがする気がする。

子どもの頃に受けた衝撃と、それが勝負というものなんだということと
馬が走ればみんなが喜んでいる純粋な楽しみ それがここ北海道の文化なんだということ
いつまでも根強く続いて行ってほしい願いとか

それらを1枚につめこんでみました。


北海道へ来ることがあったら
是非帯広まで足をのばしてみてくださいね。
ばんえいの馬ね、身体は大きいのだけど顔がシュッとしていてカワイイ顔してるんですよ。
飾りをたくさんつけてもらっておめかししてたりしてオシャレです。
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うまレターは全国の競馬場や、ウィンズなどに置いています。
よろしくお願いいたします。
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by sichihuku | 2011-08-01 17:32