「ほっ」と。キャンペーン

わたくし、こんな絵をかいてます~Look at my ART!

qumiko.exblog.jp
ブログトップ

<   2010年 07月 ( 5 )   > この月の画像一覧

赤いお山

d0042847_20263778.jpg

F30号 アクリル絵具 2010年

描いている間はいろんなことを考えます。
ここはああしよう。ここはこうしよう。手は動きながら、何か別なことを考えてる。
心が無になる、という描き手はたくさんいますが
心がシーンとするところまでには、私は至りません。

音楽が鳴っていないと8割方仕事にならないし
初めから落ち着きがなく集中しにくいわたしには音楽は欠かせません。
導入剤みたいなものなんですよね。


気分にあった曲を探すところから絵を描く行為が始まっていて
制作中は歌うし、のりのりになります。他人に見られたら痛い。
一種のトランス状態と呼べそうです。


ただしどんな時も、悲しい気持ちになってしまったら筆は動かなくなってしまいます。
だから絵を描いているときは大体ギンギンに機嫌が良い。
例え気分が落ちていたとしても、
脳天から火が噴きだしそうなほど腹が立ったとしても

立て直すスピードは驚異的に早いほうじゃないだろうか、私って。
単に忘れぽいだけなのかもしれないんですけど。
平和な物忘れにはずいぶんと助けられています。


苦しい苦しいと言っていたこの時も
なんだかんだで楽しくやってたわけです。
産みの苦しみは当たり前だと思う。
でも産んだものに苦しみを背負わせても仕方ないし
喜びに変換させていくのがほんもの。 改めて認識させてもらったところです。


この山は、おんな山。
片岡球子さんの山が猛々しい富士山なら
わたしのはタルッタルのアイスクリームみたいなそれにしようと。
とろとろ溶けちゃいそうなんだけど
舐めようとしたら辛くて舌がやけどしそうな感じの山にしたかった。
おんならしさ、を意識して描いたのはこれが初めてにほぼ等しい。
「色気のイの字もない」と言われ続けてきた腹いせでもないし
かと言ってべつに「この作者はおじさんなの?」と誤解されても構わないんだけど
女らしさにも、色々あると思うから。


ポジティブな要素が画面いっぱいに流れているように
不安な要素がなんにもなくて
栄養が詰まった一枚にしたかった。栄養剤みたいな絵にしたかったんです。


d0042847_2029943.jpg


今日は一つ大切なお仕事を無事収めることができて
ぼ~~~~~~~っとしています。ひとあんしん、ひとあんしん。
ずーっと家に閉じこもってしばらく庭をゆっくりながめてなかったなぁ。


これは先月、夏至の頃に庭で撮った写真。
ランタンを、自分の畑に置いてぼーっとしてたんです。
今はあれこれ育ち過ぎて、ランタンを置く場所がなくなっちゃいました。
収穫物を食べるのが毎日楽しいです。
[PR]
by sichihuku | 2010-07-23 22:58

新作部分写真その二

時間が開いてしまいましたが、くじけずに更新。
d0042847_15495035.jpg

これは画面左半分の状態。
意識してやったのは、背景の花と、山部分と、手前の混雑してる部分とを描きわけすること。

高校生の時に「なんだか別な絵から切り貼りしたみたいになってるぞ」と先生から指摘された事を思い出していました。

あのときはどうしていいかわらからなったから、やむを得なくそうなってしまったところがあったんですけど
同じ描き込みでも調和さえとれていたら、(見ごたえがあって面白ければ)
別にどんな画面になろうが問題ないんじゃないのと
実際に完成させることで一人納得しているところです。
どんなに込み入っていても、テイストや力配分を変えることで息をつける個所はいくらでも作れるのではないのかなぁ、と。


背景の花は、初期段階でサラサラやった状態からそれほど手を入れていません。

d0042847_15503265.jpg

先日、ちょっと息抜きで中島公園にあるボートに乗ってきました。
撮ってもらった写真。恥ずかしいのに自分で言うのもなんだけど
とても良い表情をしているので…。
もぉ最高に楽しかった、ボートに乗るってぇのはー!!

高校生時代からの乗ってみたかった手漕ぎボートは
とても一人きりじゃ乗れないので、「佐藤さんと乗ると転覆する」イメージを勝手に持ってる周囲に避けられて

ようやく乗ることができた喜びはどう表現していいかわからないので
40分間の制限時間内をフル稼働して動き回りました。

速さは競えないですが、
運転のスムーズさは結構ハイレベルなんじゃないのかなと勝手に思ってます。


「なんだよあのボート。へったくそだな」
「あっ、邪魔くさっ。もぉ、さっさと岸にあがれっつーの!」


…車の免許は、やっぱり取らない方がいいのかもしれないなぁ。
[PR]
by sichihuku | 2010-07-20 16:07

新作です。アクリルにて…その1

久々に見ごたえのある絵をここにアップできます。
部分的に出していきますのでよろしくお願いします。
d0042847_2172635.jpg

(部分写真:F30 キャンバスにアクリル絵の具)

今年の正月からちまちま描き始めて、
なんと7月までかかってしまいました。一枚に、これほど時間をかけたことはりません。

前にも描きましたが、キャンバスに向かったのは学生以来です。
通常は紙に水彩絵の具が私のスタンダードで
キャンバスは思いのほか苦労しました。

あんまり大変だから
途中で「やめちゃおうかなー」と本気で思ったりしたんですけど
これ以上描ききれないところまでやってみたかったこともあったんですね。
誰も文句が言えない状態まで描き切ってみたいというか…。


水彩のいいところは、偶然のにじみが絵を作ってくれる場合がある点です。
むろんアクリルでもその表現は可能でしょうが

とにかくガッチリ向き合おうと始めた一枚でした。
この部分写真は中央下。
何人の人間を配置したのか数えてません!!
[PR]
by sichihuku | 2010-07-09 21:50

Dr.コパさん

d0042847_0432432.jpg

ラブミーチャンの鞍上は笠松競馬場の濱口楠彦騎手。
d0042847_1434947.jpg

Dr.コパこと、小林祥晃氏。
コパさんはラブミーチャンという地方のヒロインであるこの馬のオーナーでもあります。
世界的な建築家でもあって、神主さんでもあったりと
検索をして色々読みましたら、本当にすごいお方でした。

コパさんはいつも笑顔なので
テンパった表情を想像するのが難しかった…。

こんなに笑顔が素敵だったら、自然と吉報が舞い込んできて不思議じゃないですよねー。
濱口さんの笑顔も大好きです。
ラブミーチャンとのギャップを例えに出されることもあるようですが
私はお似合い、ピッタリだとおもってます!!

勝負という厳しい世界にいて、こんなに穏やかな笑顔があるって
それだけとってみても、競馬っていいものだよなーと


おこがましくも
ホースレース・ビギナーは思うのです、ハイ。
[PR]
by sichihuku | 2010-07-08 01:57

札幌大谷短期大学で講演してきました

母校である札幌大谷短期大学部美術学科で、講演を先日してまいりました。
これはそこで配布している学校案内のパンフレット。
なんと私のことを紹介してくださったんです。
すごい笑顔だなあ。
d0042847_20513561.jpg

文中に「ニューヨークのギャラリーで展示をしないかと誘われた」とありますが
条件が合わなくて、このあと断っちゃったんですよ…。
しかしこのパンフレットの取材をお受けしたのがきっかけで、大学一年生に当たる学生に
お話しするチャンスを与えてもらいました。
d0042847_2051176.jpg

ここの学校を退学しているので、
二度と足を踏み入れることは無いだろうし、学校にも嫌われていると思っていましたから
まさかこんな形で戻ることになるとはまさに青天の霹靂。

うれしいことに、散々迷惑をかけた恩師が私を推薦してくれたと聞いて
二度びっくりしたものです。

大勢の学生さんの前で、自身の話を40分間してきたわけですが
みなとても真面目に聞いてくれた。
しっかり将来を見据えているからこそ
フリーランスで動く私に興味を持ってくれたのでしょうね。


どんな仕事についたとしても
物を作る人たちに必要なのは
あきらめないことと、
夢を持って、心に楽しい余裕をキープし続けること。
そこは自戒を込めてお話ししてきました。


12月で30歳になります。
20歳前後の人たちに、こうして応援するような言葉をかけるようになるとは
おおげさじゃなく、本当に光栄なことだと思います。
とはいえ、当然こちらもまだまだ発展途上ですから
「あたしもがんばりますから見ていていください」と付け加えてきましたよ。
 

『あの人、前にここの学校へ来てこんな話していたけど、結局パッとしないままだよね』


とは言われないようにしたいっ。


絵の描く仕事って、本当に夢のある仕事だと思います。
仕事がしんどいのはどの職種も一緒。
自分がまだまだだなって思えるのは
この先に大いに期待してよいって意味でもあるからなんですよね。
[PR]
by sichihuku | 2010-07-04 21:23