札幌の出版社
『柏艪舎(はくろしゃ)』から来月5月発売予定。
蜂谷さんは小樽在住の作家で、北海道ではコメンテーターとしても有名な方。
本の紹介はこちら→柏艪舎HP「近刊発売予定」
6時間の打ち合わせをしてまいりましたが、とても楽しく、勉強になって帰ってきました。
こうやって材質や色などを細かく決めて出来上がっていくんだなぁ、本ってヤツは。
これは蜂谷さんの作品ですが、装丁にかかわった私も何だか愛情がわいてくるのです。
よしよし。キレイにして本屋さんに並ぶようにしてやるからね…。
なんつってパソコン画面に向って思うのでした。
明日も引き続き打ち合わせ。
次の装丁も待っていますが、今は
「てけれっつのぱ」に愛情全力投球!!
*蜂谷 涼(はちや・りょう)
北海道小樽うまれ。
小樽商科大学短期大学部卒。
1990年、「銀の針」で読売ヒューマン・ドキュメンタリー大賞カネボウスペシャル佳作受賞。
主な作品に、
「煌浪の岸」(読売新聞社刊)、「海明け」「ちぎり屋」「螢火」(講談社刊)がある。
~明治時代の東京。
新天地を求め、北海道へ渡った男と女。
狆をわが娘のように可愛がる男やもめの与茂三、
男と駆け落ちした末捨てられて実家に舞い戻ったおまさ、
亡夫の仇である元薩摩藩士に落籍されたあや乃、
あや乃をひそかに慕う俥曳きの銀次…。
幕末から明治への激動の時代の中、
様々な運命に翻弄されながらも真っ直ぐに生きる人々を描いた至高の短編連作集!
(柏艪舎 チラシより抜粋)